2015年1月16日金曜日

東京散策(2)


「キラフテ 木の靴べら専門店」 店主の宮原です。



さて、大晦日に東京駅に降り立った私たち、
浅草へ向かいました。

浅草駅から降り立つと、それはもう凄い人の山!
「浅草寺で見物を」と思っていましたが・・・止めました(笑)

有名な撮影スポットですが、
ご覧のとおりの人の波!



そこで、なるべく人がいない方向に移動、
通りを一本隔てると人通りが少なめの場所に出ました。
「東京の下町っぽい」っぽくて、実にいい雰囲気です!

しかもこの通りは大晦日にもかかわらず、
たくさんの店が営業しています。

ここで東京で必ず食べると決めていた
「もんじゃ焼き」をいただくことにしました。

何軒も悩んだあげく、ここにしました。



メニューがいっぱい!
ここでもさんざん悩みましたぞ。



頼んだのは定番の
「五目ミックス」と珍しい「チーズミックスもんじゃ」。

「チーズミックスもんじゃ」にはなんと
「ブルーチーズ」まで入ってました!




九州在住の我々は、「お好み焼き」は馴染みがあるんですが、
「もんじゃ焼き」ってあまり縁がないんですね。
もちろん食べたことはありますが、作り方には全く自信がありません。

でも、このお店はありがたいことに店員さんが焼いてくれるそうです。
さっそくイケメンのお兄さんが目の前で「五目ミックス」を焼いてくれました。

プロの焼き方を紹介いたしますので、
彼女の前でバッチリ「もんじゃ焼き」を決めたい男子諸君、
しっかりと「もんじゃ実技試験」の予習をして下され(笑)

まず鉄板に油を引きます。



次にカップの上に乗っている具材を乗せ、
混ぜながら軽く炒めます。

ただし具材だけです!カップの底の汁は
必ず残しておきます。

間違っても「ダァ~」と全部入れないように。
(ここ相当重要!実技試験の必須問題!)




炒めた具材をいったん寄せ集めます。



それを大きく広げて、ドーナッツ状に広げていきます。
もんじゃ焼きでは「土手」と呼ばれています。

この土手の状態で少し焼きます。




カップに入った汁を土手の内側に流し込みます。
土手から溢れる汁は、
ヘラで内側に戻していきます。




しばらく放置して、汁がグツグツとなってきたら
土手を壊して、汁と混ぜます。



あとは小さなヘラで「お焦げ」ごと
鉄板からこそぎながら食べていきます。
この「お焦げ」がなんともおいしいんです!

(隣の丸い物は、別オーダーの「山芋の輪切り」で、
試験には出ません。笑)



さあ、もうひとつのもんじゃは自分たちで焼いてみることにしました。

店員さんの焼き方を一瞬も目を離さず凝視し続けた我々、
もういっぱしの「もんじゃ通」になったかのように
余裕の表情で焼いていきます。

そして汁を流し込んだ次の瞬間・・・

  
   土手から汁が大流出!

「もんじゃ実技試験」に臨む一般受験生は、
土手に汁を流し込むのは、
二度に分けた方が合格率が高くなるかも。




4人がかりであふれる汁を戻しまくりますが、
一部は鉄板の端から流れ落ちてしまいました~

ご覧の通りすでに「土手」は崩壊してます・・・グチャグチャ。

やはり賢明な男子諸君は、彼女の前でもんじゃの腕を披露する前に、
友人と模擬試験を行うことを強く勧めておきます!




店内には「大晦日」ということもあって、
やはり旅行客(外国の方も含め)が多かったんですが、

地元の方と思われる20~30代の男性ふたりのお客さんが
いらっしゃったんです。

そのひとりの方が、驚くべき飲み物を飲んでいたんです!
それを見て思わず注文してしまったのがこれ!

酎ハイソーダなんですが・・・



なんとアイスの「ガリガリ君ソーダ」が
丸まんま入っています!

店員さん曰く、
「ガリガリ君をよく溶かして飲んで下さい」
とのことでした。





東京に着いてわずか2時間足らずで
とっても楽しませていただいております!


「もんじゃ焼き」でずいぶん盛り上がってしまいましたので、
「スカイツリー」は次回に紹介させていただきます。