店主の宮原です。
欠品しておりました 携帯靴べら「掌」の在庫が少数ではありますが出来上がりました。
数ヶ月ぶりの製作でしたが、仕上がりは大変良好であり、密かに満足しております。
今回から「荒削り」の工程を少し改良してみましたが、それがうまくいきました。
いままでも表面の凹凸を減らすため「#120番 中削り」からは「手研磨」で行ってきましたが、今回は「#100番 荒削り」から手研磨に変えました。
その効果あって、靴べら全体の表面の凹凸はさらに滑らかになり、それが逆に「キリッ」としたシャープな仕上がりをもたらしてくれました!
今まで「デジタルの機械仕上げに負けるな!」とこだわってきましたが、今回の工程改善により「アナログ手仕上げの可能性」を更に感じることが出来ました!