2013年6月20日木曜日

「レインボーブリッジ を歩いて渡りやがれ」(2)


「キラフテ 木の靴べら専門店」 店主の宮原です。


さぁ、それでは「レインボーブリッジ徒歩渡橋作戦」実行です!

緩やかなスロープ。
どんな人にも優しい配慮が施されています。


なるほど「レインボー」(笑)


とても「橋桁」の内部とは思えないホール。
ここだけ見たら、どこかの「文化会館」ですね。


橋の右側、左側、いずれも選択できます。
今回は太平洋側の「サウスルート」を選択。


エレベーターで7階へ、
やはり高いですね。


エレベーターを出るといきなりこの風景。
上側が「都市高速」、中央が「ゆりかもめ」、その脇が「一般道」
「なんちゅう欲張った橋じゃ・・・」(ナウシカのミト風に)



転落防止のため?ずっと金網が設置されています。
「景色はうまく撮影できるかな?」


橋桁のスロープには金網がありません。
絶好の撮影スポット!


橋桁の脇が撮影できるって 「凄くね~」
気分はまるで小学生!


コンパクトデジカメに広角レンズを装着しての撮影(笑)
でもかなり広い範囲を撮影できるんですよ。


「橋はボルトで留めとんじゃ!」



レインボーブリッジの現在地、標高58メートル
ちなみに日田中心部の標高約80メートル



こんな構造物に実に惹かれます。
「機能美」の固まりです。




 さあ橋の中腹を超えたあたりから「お台場」の由来の島が近づいてきます。
私がこの「サウスルート」を選んだ理由が、この島を見たかったからです。

「お台場」の語源は、江戸時代末期に来航したペリー艦隊の「黒船」に対抗するため、
江戸湾の入り口の島に「大砲の台座」を設置したことが由来とのこと。

私が目にしている島には、いざというときに
ここから敵船に砲弾を撃ち込むための大砲があったんです。



ただ悲しいことに「黒船」搭載の大砲は
「お台場」の大砲よりずっと射程が長かったそうです。
「黒船」の砲弾が飛んできても、お台場の砲弾は黒船には届かなかったらしい・・・
専門用語で「アウトレンジ」ってやつです・・・


そんなうんちくよりも
この島の実に美しい造形。


おっ、予定より5分早く橋を渡り終えました。
ちなみに本日は「6月7日」です・・・


お台場側の入り口。
こちら側もきれいに整備されています。


「お台場海浜公園駅」に向かう小道、
実に気持ちのよいところで、多くのランナーが走っていました。


美しい砂浜、
私の持っていた「東京のイメージ」とはかなり異なるものです。




 いや~、歩いてみるものですね!
「これって東京?」って思うぐらい美しい風景でしたよ!

江戸後期という近世が、「レインボーブリッジ」という現代のハイテク橋とともに
実に美しく共存していることに、驚きすら感じました。朝から実にハッピーでした。

でもこの行程中は、撮影時間を稼ぐため「超速足」。
遅刻せずに会場入り出来ましたが、吹き出す汗が小一時間止まりませんでした(笑)