店主の宮原です。
先月の5月、お隣の玖珠町にある「万年山(はねやま)」に登ってきました。
万年山は自宅前からも見えるんです。 |
山頂が平らな「メサ台地」の山です。 |
近くに住んでいながら、この万年山には全く登ったことがありませんでした。
5月の後半は「ミヤマキリシマ」も綺麗であるとのことなので、とても楽しみです!
せっかくですので、日の出前から出発して朝日を拝みたいと思います。
自宅からは1時間ほどで登山口に到着しました。
日中に撮影した「吉武台(よしぶだい)登山口」 |
それでは出発です!
吉武台登山口からしばらく登ると牧場の入り口ですが、出入りの祭は野生動物進入禁止のため金網を必ず閉めましょう。
万年山登山道の一部は 牧場の中を通過する形で作られています。 |
この登山道の魅力のひとつが、この牧場の存在にあることは間違いなさそうです。 |
タイミング良く夜明けです。 |
牧場を通過すると、すぐに「避難小屋」 |
牧場を抜けると、水洗トイレを完備した避難小屋があります。
この先はしばらくトイレはありませんので、ここで済ましておきましょう。
この先はしばらくトイレはありませんので、ここで済ましておきましょう。
また落雷の恐れが出てきた際は、牧場内は避難するスペースが無いので、できるだけ早くこの避難小屋は逃げ込むのが賢明でしょうね。
この看板がある分岐を左に行くと「万年山山頂」に至ります。 |
朝日を受ける立派な松! |
10分ほど登ります。 |
1140メートルの山頂に到着です。 |
山頂からは、メサ台地の上をしばらく歩きます。
コースはきちんと整備されていて、スニーカーでも問題ないと思います。
「ミヤマキリシマ」も点在していて気持ちよく進むことができます。
視界を遮るものがない絶景! 個人的に万年山山頂よりもお気に入りです。 |
では、さきほどの分岐の看板まで戻り、「ミヤマキリシマ群生地=はなばたけ」をめざします。ここからは10分ほど下り、「ハナグリ登山口」に行きます。
しっかり整備されている坂道ですが、勾配は急ですので、雨上がりのぬかるみには注意が必要かと思います。
ハナグリ登山口には、男女別に仮設トイレが設置されています。
ハナグリ登山口。 |
ここから整備用の車道を歩いて行きます。 |
杉林の脇を歩きます。 |
杉林は間伐や手入れが行き届いていて、目の覚めるような新緑とも共存です。 |
ミヤマキリシマ群生地出現! |
青い空、新緑の山、そして鮮やかなミヤマキリシマ、もう言うこと無し!! |
自宅から見える山に、高山植物「ミヤマキリシマ」が咲き誇っているのを実際にこの目にして、「なぜもっと早く訪れなかったんだろう・・・」と大いに反省です。
では再び吉武台登山口を目指します。
整備用車道には石がゴロゴロ・・・ |
道路が崩れています。 |
やはりこの山も水害の被害を受けたんですね。 |
分岐点まで戻ってきました。 |
日中もまた素晴らしき風景! |
牧場はヒバリの「ピチピチピチッ」という鳴き声にあふれています。 私はこのヒバリの鳴き声を聴くと幸せいっぱいになります。 |
登山口のすぐ近くにある「まんじゅう石」 |
この岩の切れ目、「鬼滅の刃」を思い出す方も多いかも・・・笑 |
万年山は高い山に見えませんが、1000メートル超えてるんですよね。 高山植物が生息するのもうなづけます。 |
登山道脇の珍しいペア?のお地蔵さん。 万年山を満喫できたことに感謝を込めてお参りしました。 |
吉武台登山口に戻りました。 |
ちなみに今回のミヤマキリシマの撮影日は5月21日でした。
はじめての万年山&ミヤマキリシマでしたが、来年も必ず訪れよう!!
追伸
ミヤマキリシマ群生地は、牧場のすぐ脇にもあります。
牧場の境界線にはフェンスがありますが、開けて中に入ることができます。