先日ご紹介させていただいた「アオサギの巣」ですが、
3月末以来、毎朝の散歩の傍ら、愛犬と静かに見守っておりました。
この日は、昨日までの激しい雨も止み、いつも通り池のほとりを散歩しまし・・・
ない!!!!!
巣も卵も跡形もなく無くなっとる!!!!
何があった!!!
まさか!?
池の排水口を見ると、大量のゴミがびっちり付着!
「流されとる・・・」
昨日の激しい降雨により、大量の水が調整池に流れ込んで水位が上昇、
巣ごと押し流された・・・
ゴミの位置が巣の高さより高いのです・・・ |
アオサギが卵を抱き始めてもうすぐ3週間、
冷たい雨の日も、季節外れの30度近い高温の直射日光の下でも
アオサギの親はずっと卵を抱え続けておりました。
その一途な姿を見ていると、日に日に親近感が増してきました。
そして無事にヒナがかえることを願わざるを得ませんでした。
私にはとても愛おしく、もはや「ただのアオサギ」ではなかったようです。
「この小さな人工島で子育てをするんやろうか?そしたらNHKが取材か?」
なんて思ったことも・・・
その翌朝、親鳥と思われる二羽のアオサギの姿がありました。
巣があるべきはずのこの場所に舞い戻るアオサギの姿・・・
この二日間は本当に心苦しく悲しい撮影となりました。