2013年9月23日月曜日

本物の「ゼロ戦」を訪ねて(その1、「風立ちぬ」を見て)


「キラフテ 木の靴べら専門店」 店主の宮原です。


ホームページ修正が思った以上に手こずり、ご無沙汰してしまいました。
見た目はあんまり変わっていないんですが((笑))

「なんじゃ、このブログは終了してしまっとんのか!」

のお怒りのお言葉が聞こえてきそうですが、いえいえ
からますます「オタク」なネタをのせて参ります。
何卒お見捨になりませんよう・・・



さて、一ヶ月以上前の話になりますが、
絶対に見たかった話題作 「風立ちぬ」 を家族で見に行きました。

太平洋戦争初期に、欧米の想像を遙かに超える性能を持った
無敵の戦闘機  「零式艦上戦闘機=ゼロ戦」 を設計した
「堀越次郎」をモデルにした「スタジオジブリ 宮崎駿監督」の
渾身の作品ですが、

「いや~、おもしろかった!」

の一言に尽きました。



私は幼少の頃から大の 「プラモデル少年」 でしたので、
「ゼロ戦」は必ず作るアイテムでした。

1/72スケールから、1/32まで、時間を忘れて作ったものです。
この映画を見て、その頃の「あっと言う間に時間が過ぎていく夢中さ」を
思い出しました。

そして今現在、ジャンルは違えども「モノづくり」の世界に
従事できていることを幸せに思いました。



そんなことを思いながら、迎えたお盆休み。
嫁さんは仕事、娘二人と過ごす日中に、ふと思いつき、
娘たちに告げました。

「今日、ゼロ戦に会いに行こう・・・」


「は~。意味わからん?」  と当然のつっこみ。

「だから「風立ちぬ」に出てきたゼロ戦の実物があるんだって!」
と無理矢理説得して、隣の福岡県「大刀洗町」に出発。

甘木鉄道「たちあらい」駅から歩いてすぐ。




とってもかっこいい「ロゴマーク」。




約40分ほどで、「大刀洗平和記念館」に到着。
ここにはかつて旧日本軍の飛行場がありました。
それでここに「平和記念館」があるのです。

「風立ちぬ」の公開後に重ねて、お盆休みもあって、館内はかなりの人。
少し中に入ると・・・・・・

ありがたいことに館内ではこの「零戦」は
個人での撮影が許可されています。
さ~、撮りまくるど!




逆光にシブく輝く実物の 「零式戦闘機三二式」 が雄々しく迎えてくれます。

これから数回に分けて紹介していきますね。



*「零戦」については戦争に使われた兵器でありますので、
    その存在については様々なご意見があると思います。

  今回ご紹介していくブログは、「零戦」の優れた設計思想と性能について
  個人的の述べていくもので、けっして戦争を賛美するものではありません。
  そしてすべての英霊に敬意を表するものです。
  何卒ご了承ください。