店主の宮原です。
故郷の北九州のお墓を「墓じまい」することとなりました。
来月早々に「閉眼供養」をしていただき、お骨は日田の納骨堂に納めます。
市役所で手続きをしたのち、父母と最後になるであろう墓参りをしました。
今年の春には墓じまいを行うはずでしたが、新型コロナの影響に加え、父が認知症と診断されたため、とても墓じまいが出来る状態ではありませんでした。しかしながら適切な投薬により認知症状がかなり改善されてきたため、ようやく今になって行うことが可能になりました。
すでに北九州を離れて暮らす父母、
日田で生計を立てている私、
東京に嫁いだ妹・・・
このような事実を考えると、どうしてもお墓の管理が難しくなってきます。
そして父母自身もこの世を去った後のことを考えなければならない年齢です。
この私が「故郷の墓を守る」という決意がないゆえ、高齢の父母にとって「墓じまい」という大きな決断をさせてしまったことは大変申し訳なく思っていますが、これからはここ日田の地で先祖の霊を供養していきたいと思います。