2017年5月11日木曜日

マンホールふたの小さな大地


「キラフテ 木の靴べら専門店」 店主の宮原です。



5月2日、生命のけなげでたくましい姿を目にしました。

どこにでもあるマンホールの蓋ですが




なんと花が咲いています!




私自身、気付かずに踏んでいたかもしれません・・・



マンホールのふたは鉄製ですから、この穴は広がりようがないです。
この花にとっては、このスペースのみが「大地」といえます。

人間から見れば「絶望的」とも思える環境ですが、
自然の法則に従って、無心に発芽し、無心に花を咲かせて、
今この瞬間を生き抜く・・・・・

私はなぜか手塚治虫先生の名作「ブッダ」を思い出していました。