2016年9月18日日曜日

秋の日田、「落ち鮎」をたっぷり賞味!


「キラフテ 木の靴べら専門店」 店主の宮原です。



秋も本番、ここ日田の名物である鮎も、最後のシーズンを迎えました。
この頃の鮎は「落ち鮎」と呼ばれ、体が大きくなり食べ応えがあります。
また雌の真子も楽しめます。

そこでこの週末はこの「落ち鮎」を賞味することにしました。
お店は日田旅館街のすぐとなりにある鮎料理の老舗の
  
  「春光園」さん

お店で知りましたが、
あのグルメ漫画「おいしんぼ」に登場したそうです。
すごい!




「天然鮎定食」をゲット!




もちろん「塩焼き」もついてます。
情緒ある演出にうまさ倍増!



「刺身」は淡泊で美味。本当においしい!
「甘露煮」は骨まで柔らかくて頭からがぶりつき、たっぷりの卵がうまい!
「塩焼き」は化粧塩がとっても美しく、大きな体で食べ応えたっぷり!

*今年は猛暑の影響で、鮎の生育数が少ないそうです。
 そのため中型サイズの鮎が少なく、大型サイズが多いとのこと。



さて、たっぷりと落ち鮎を賞味させていただきましたが、
あまりのうまさに、なんだかもう一匹食べてしまいたくなりました(笑)

だったらあそこへ・・・


こんどは

  「やな場茶屋」

にお邪魔しました。ここも三隈川のほとりにありますが、
川のなかに「やな場」という鮎の採取場があります。
鯉のぼりならぬ「鮎のぼり」



歩いて渡ることができますよ。



実に涼しげな風情です。



この「やな場」という設備は、川の中に竹を何本も並べて、
川から流れてくる鮎を、すき取って採取するものです。
自然も力を利用する昔ながらの漁の方法です。

で、この「やな場茶屋」さんも鮎料理で有名です。

ぜいたくに「炭火焼き」ですよ!



焦げ目がたまらん・・・



コンロ下の穴から出ているのが「鮎の脂」で、
この絶妙な脂の落ち具合がおいしさの秘密だそうです。



鮎(大)をお持ち帰りでゲット、速攻で帰りました(笑)
*もちろん店内では焼きたてが賞味できますよ。



秋の旬をたっぷりと味わえ、大満足した一日でした。