「キラフテ 木の靴べら専門店」 店主の宮原です。
週末、福岡県の糸島に家族で行く用事があり、
有名ラーメンチェーン「一蘭」の工場に併設された
「一蘭の森」に行ってみた。
イノシシが出てもおかしくないような里山にあった。 |
「一蘭」といえば福岡近郊にお住まいの方はおなじみとは思うが、
特許取得の「味集中カウンター」で麺の固さや辛さを好みで注文できる
ラーメン屋である。
そのラーメンの工場できたての麺が食べれるので、
皆で食べようということになった。
(実際は無理矢理連れて行った・・・いつものことである)
工場の周囲は竹林になっていて見事にライトアップされている。
駐車場も広い。
山里に煌々と光る屋敷有り、 キツネかタヌキに化かされているような錯覚に陥る・・・ ちと大げさか? |
いや、決して大げさではない。 |
数百メートルほどライトアップされたきれいな竹林が続いている。
聞いた話では工場敷地は「東京ドーム1個分」あるらしい。
ここが食堂。 |
敷地には「竹林庭園(ワンドリンク入場)」や「ラーメン博物館」があり、
ラーメンづくりの説明と、このラーメンに寄せたタレントや野球選手など
有名人の色紙が数百枚!展示されている。
これは凄い!
また食堂は「昭和10年台、20年台、30年台・・」とレトロな雰囲気の
数部屋に分かれていて、通常店舗にはない「テーブル席」もあるので、
家族連れゆえ、テーブルがある「昭和20年台」の部屋を選んだ。
券売機 さすがにここは「レトロ」は無理jか・・・ |
メニューにはお馴染みの「創業以来」以外に、「一蘭の森限定メニュー」が
あったので、私は「市場系とんこつ」を注文することとした。
注文時にはこの限定メニュー用の「お好み記入用紙」が配られるのだが、
この限定メニューにはなぜか
「ニックネーム」
の記入欄があった。
皆で 「まさかここに書いた名前で呼ばれたりはせんよな~(笑)」
などと盛り上がっていたら、
娘ふたりに私のニックネームを決められてしまった。
「ハゲ」・・・
まさかこの店内で、この名前が、なにかに利用されることなどあり得ない。
そこで躊躇することなく自ら「ニックネーム」に 「ハゲ」 と記入・・・
お兄さんにその紙を渡して、あとはラーメンの来るのを待つだけ♬
数分後、お兄さんが湯気の出たどんぶりを持って近づいてきた。
そのお兄さんが、注文者を確認するまさにそのとき・・・
「ハ ・ ゲ・さま・・・」
と 「ハ」 と 「ゲ」 を一音伸ばしながら・・・
でもハッキリに聞こえる音量で、私を確認してくれた・・・
そして、できたてのラーメンを目の前に置いてくれた・・・
久々に「ここまでやるか!」を見た!実にあっぱれである!
ちなみに次女は 「〇〇ちゃん」 と、幼少時の呼び名を書いていたが、
「〇〇ちゃんさん・・・」
と呼ばれ、一音づつの区切りは無かったようだ。なぜだ?・・・
ここでひとつ疑問が沸いた・・・
とある満員時に、とある大人が、小学校低学年児が好んで使う
「あの言葉」
をニックネームに記入したら、どんな区切りの発音になるのだろかと・・・
そのニックネームを呼んでくれるのだろうか?と。