2014年10月27日月曜日

「一蘭の森」に行ってみた。


「キラフテ 木の靴べら専門店」 店主の宮原です。


週末、福岡県の糸島に家族で行く用事があり、
有名ラーメンチェーン「一蘭」の工場に併設された
「一蘭の森」に行ってみた。

イノシシが出てもおかしくないような里山にあった。



「一蘭」といえば福岡近郊にお住まいの方はおなじみとは思うが、
特許取得の「味集中カウンター」で麺の固さや辛さを好みで注文できる
ラーメン屋である。

そのラーメンの工場できたての麺が食べれるので、
皆で食べようということになった。
(実際は無理矢理連れて行った・・・いつものことである)


工場の周囲は竹林になっていて見事にライトアップされている。
駐車場も広い。

山里に煌々と光る屋敷有り、
キツネかタヌキに化かされているような錯覚に陥る・・・

ちと大げさか?




いや、決して大げさではない。



数百メートルほどライトアップされたきれいな竹林が続いている。
聞いた話では工場敷地は「東京ドーム1個分」あるらしい。

ここが食堂。



敷地には「竹林庭園(ワンドリンク入場)」や「ラーメン博物館」があり、
ラーメンづくりの説明と、このラーメンに寄せたタレントや野球選手など
有名人の色紙が数百枚!展示されている。

これは凄い!


また食堂は「昭和10年台、20年台、30年台・・」とレトロな雰囲気の
数部屋に分かれていて、通常店舗にはない「テーブル席」もあるので、
家族連れゆえ、テーブルがある「昭和20年台」の部屋を選んだ。

券売機
さすがにここは「レトロ」は無理jか・・・



メニューにはお馴染みの「創業以来」以外に、「一蘭の森限定メニュー」が
あったので、私は「市場系とんこつ」を注文することとした。

注文時にはこの限定メニュー用の「お好み記入用紙」が配られるのだが、
この限定メニューにはなぜか

   「ニックネーム」

の記入欄があった。

皆で 「まさかここに書いた名前で呼ばれたりはせんよな~(笑)」

などと盛り上がっていたら、
娘ふたりに私のニックネームを決められてしまった。

 
 「ハゲ」・・・


まさかこの店内で、この名前が、なにかに利用されることなどあり得ない。
そこで躊躇することなく自ら「ニックネーム」に 「ハゲ」 と記入・・・

お兄さんにその紙を渡して、あとはラーメンの来るのを待つだけ♬



数分後、お兄さんが湯気の出たどんぶりを持って近づいてきた。

そのお兄さんが、注文者を確認するまさにそのとき・・・


  「ハ ・ ゲ・さま・・・」


と 「ハ」 と 「ゲ」 を一音伸ばしながら・・・
でもハッキリに聞こえる音量で、私を確認してくれた・・・

そして、できたてのラーメンを目の前に置いてくれた・・・


  久々に「ここまでやるか!」を見た!実にあっぱれである!


ちなみに次女は 「〇〇ちゃん」 と、幼少時の呼び名を書いていたが、

  「〇〇ちゃんさん・・・」

と呼ばれ、一音づつの区切りは無かったようだ。なぜだ?・・・




ここでひとつ疑問が沸いた・・・ 

とある満員時に、とある大人が、小学校低学年児が好んで使う

 「あの言葉」 

をニックネームに記入したら、どんな区切りの発音になるのだろかと・・・
そのニックネームを呼んでくれるのだろうか?と。