2020年9月19日土曜日

やっぱり食べたい「新サンマ」


 店主の宮原です。


今年はサンマの記録的な不漁が報じられていますが、ようやく「新サンマ」が店頭にも並び始めました。

一匹¥400程度と大変高価ですが、買って参りましたよ。

まだまだ身は細いです。


さあ、もはや高級魚と化した新サンマですから、ここはちと手間をかけて「炭火焼」で焼きます。

愛用の角形七輪

火起こし器で炭にしっかり火を廻します。



ここで私なりのやり方をご紹介しますね。(今までたくさん失敗したので...)



強火の遠火にする。

・ブロックやレンガ、金属製のアングルで強火にした炭火から離します。脂が落ちても炎が立ちにくく、黒焦げ防止に。

・皮の焦げ具合と、身やワタの焼け具合が両立。皮はパリパリ、身はふっくら仕上がります。


網は使わず「串」を打って。

・網は皮がくっつくことがありますが、串ならそれがありません。洗うのも串は楽です。

・串なら持ち上げて焼き具合の確認が出来ます。網の場合は何度も持ち上げると皮がボロボロに。

・串はサンマに刺すもの以外に、あと二本を頭と尻尾の下に敷き、垂れ下がり防止に使います。


段ボールなどで覆う。

・段ボールなどで囲って熱をにがさないようにします。(ネットで得た情報ですが、効果抜群)

・火災の恐れがあるので絶対に目を離さない!



出来上がりました!

日本酒or焼酎がうまい。



 ちなみに残った炭は、炭ツボに入れて次回に再使用できます。