店主の宮原です。
10月20日、「阿蘇山が噴火」というニュースを聞き、かなり心配に。
思わず近所の高台へ・・・
矢印が「阿蘇山」です。 |
日田から阿蘇山までの距離は約50km |
噴煙を確認 |
たびたび新しい噴煙が立ち上がります! |
*大変心配な事態ではあり「降灰」の農作物への影響など気になることも多いですが、本日21日のニュースでは人的被害や建物への直接被害も無く、草千里の観光施設も通常営業とのことで、このまま収まることを願ってます!
なお、約9万年前の阿蘇山の4回目の大噴火(通称 Aso-4)では、日田は阿蘇山から流れ出た「火砕流」に飲み込まれました。火砕流の温度は400℃に達したと推測されています。
そして高温高速の火砕流は日田の谷間を駆け上がり、周囲の樹木をなぎ倒し焼き尽くしながら進み、瀬戸内海を越えて山口県まで到達したとのことです。
日田の小野地区や有田地区などの川底からは、当時の状態のまま火山灰に埋もれていた「埋没林」が発見されています。焼け焦げた樹皮には多数の小石が突き刺さっており、そこから推測された火砕流の速度はなんと「秒速70m=時速250km」だそうです。(400℃で焼けた新幹線の群れが突っ込んできた・・・!!!)
以前に日田市からこの「埋没樹木」を利用した記念品の製作依頼を受けたことがありますが、その樹木を手にしたときには想像を絶する地球のパワーを実感したのを思い出します。
朽ちることなく「90,0000年前」の 樹木が残っているのも凄いことです! |